ある森の中にぐーぐーとぺこぺこという双子の男の子たちがいました。
男の子たちは、いつもおなかをすかせていていました。
「おなかがすいたね。ぐーぐー」
「おなかがすいたね。ぺこぺこ」
二人は体を寄せあって、すわりこんでいます。
森の中にはたくさんの獣や木の実がありましたが、
二人はそれらを食べるのはかわいそうでずっと我慢していました。
何日も何日も、二人はおなかをすかせていました。それはとてもつらく、さみしい感じがしました。
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